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この世にしがみついて天国に召されたい

天国のような黄金の雲と空

春の晴れた日は何もやる気が起きず、風に乗って過去の記憶とか歴史上のいろんな風景、さらに他人の人生(別次元の自分の人生)までがごちゃ混ぜになって漠然としたイメージとして押し寄せてくる。

そして世界との一体感のような恍惚とした気分になって永遠にそれにしがみついていたくなる。そして女を抱きしめたくてたまらなくなってくる。地球とか、宇宙とか女と同化して消滅したくなる。


抑うつ的でもあり、快楽的でもある妙な感覚に襲われるともう仕事なんてまったくやる気も起きなくなり、薬を飲んでても集中出来なくなる。この自分の心の底からの原始的な欲求が満たされるような感覚に浸ってると、偽りだらけのこの世の全てが無意味で馬鹿らしく感じ、どうでもよくなり、無意味な世界から脱却して天界に吸い込まれたくなる。


絶望というよりは幸福な死。死あわせ。


苦しみからの解放という意味では幸せだが、やっぱり忘れ去られるのは寂しいし悔しいし虚しい。


天に召されて永遠に生きたいが、そのためには今しばらくこの世にしがみつく必要がある。


そして女と一緒に召されたいから一緒に召されてくれる相手を探すことにしよう。


🏷️ 日記  天国  4にたい


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