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4月, 2023の投稿を表示しています

クラウドワークスでようやく実績を上げることが出来た

去年の夏、自己破産して生活保護を受給しはじめ、音楽なんかやってる場合ではなくなったオレは隠れた名曲「戦場のヒマワリ」を急ピッチで制作し、デモレベルのまま配信していったん音楽を卒業して前々からやろうやろうとは思いつつ先延ばしにしてきたロゴデザインの仕事をやりはじめた。

4年前に海外で販売していた漢字アートがついに売れよった

4 年という長いようで短い時の流れに耐えられずに大学を中退し、アーティストを志して 20 年になる。 そんなワシであるが今回は耐えて耐えて耐え忍んだ。 ( 実際には諦めて放置していた ) 音楽で稼ぐことを諦め、アル中とうつ病になって廃人になっていたワシは 4 年前にデザイナーに転向し、その時に漢字をベースに造ったロゴシリーズのステッカーや T シャツを REDBUBBLE や TeePublic など海外サイトで販売していた。

「女優ビッグバン」制作日誌 Day18-23 ラスト・ラン

Day13-17 Day 18 (4/19 Wed) 完成が急がれ、集中する必要があった為、自宅で作業をした。最終的な音作り作業のため、静かな室内でやる必要もあった。 iPad の負荷を軽減するため、リージョンの分割、切り貼り、オートメーション、リミッターを掛けた各トラックを一旦全て 1 本の WAV ファイル化し、新しいプロジェクトを作ってそこに貼り付けていった。コンプレッサーはかけなかった。 プロのエンジニアはかなり細かくルーティングするのだろうが、プロの " スケッチ " アーティストでしかないオレはドラム、ギター、ボーカルをそれぞれグループ化しただけで済ませた。ボーカルの内、コーラスだけは例外的に独立したグループトラックに送った。 本来なら各パートの音の分離を明確にして聴きやすくするために EQ だけでなく ( 主にローパス ) フィルターを使ったりするが、めんどくさかったのでコーラスだけ軽くローカットして女性的にした。歯擦音のカットも面倒だから大雑把に処理した。 ファンキーでドライなパートが多い曲だからリバーブもあんまり深く掛けたくなかった。 GarageBand のドラムは最初っからリバーブが掛かってるからそのままにすることにした。マスターにもリバーブは使わず、ギターとボーカルに薄く掛けた。 アコギにリミッターやコンプレッサーをかけすぎると音が硬くなって本来の温かみがなくなってしまうため、あんまり掛けたくなかった。アコギはもともと音の伸びがある楽器だからあんまり掛ける必要もなく、オートメーションで出だしだけ抑えれば十分だった。 ボーカルには普通にコンプレッサーを掛けたが、強弱の波が特徴のコーラス部分はあんまり圧縮しすぎないようにした。 常に強迫観念に追われてリラックス出来ず生き急いだり人生に不要な縛りを設けて人生損しまくってるオレには常に強度のコンプレッサーが掛かっているため、音楽はあんまり圧縮加工したくなかった。それ以前に単にめんどくさいというのがあった。寿命を圧縮するような強力なコンプレッサーが掛かっているにも関わらず、激しい感情の波をフラットに保つのは困難だった。おそらくオレを造ったエンジニアたちはオレの脳内コンプレッションシステムの閾値 ( 沸点 ) をかなり低く、リリースタイムを短く設定したままこの世界に放り出してしまったら

「女優ビッグバン」制作日誌 Day13-17 悪魔のリズム

Day 13 (4/14 Fri) 家で 昨日 録ったボーカルを編集していた。 録り直す必要のあるパートは特になくて一安心。 昔だったら時間の配分と見積りを誤って「今週いっぱいで仕上げる」と息巻いていただろうが、時間に対する見当識に欠ける ADHD 患者の私もさすがにいい加減学習しまくってきたため、来週いっぱいで音楽と動画を両方仕上げるのを目標にした。 早く作品を仕上げたい気持ちが強かったのか、女優の死を謳った作品に対する責任感を感じたのかは分からないが、この日のブラウザ履歴に @v を見た痕跡はなかった。

「女優ビッグバン」制作日誌 Day7-12 昔ながらのナイトメア

Day 7 (4/8 Sat) 昨夜 から明け方まで仮アートを作っていたので昼頃まで寝ていた。この日は雨の土曜だったので引きこもり日和だったから自宅にいた。 Day 5-6 でレコーディングしたギターの編集作業をしていた。 EQ やコンプレッサーはまだ掛けず、 OK テイクの選別と切り貼り作業、タイミング合わせ作業をした。 一時的に雨は上がってたがまた夜に降り出す予報だったので、それまで歌の練習をしようと思って、埠頭の方までチャリを走らせ物流トラックの音に紛れながら歌の練習をした。この曲の特に明るい部分は音を外しやすかったり、声の力加減の調節が難しく、何十回も練習した。この時は仮録音とはいえちゃんと手袋を iPhone に被せて録った。 18 時くらいになると予報通り降ってきたので帰宅して酒を飲みながらカレーを作った。 ( 土日は高確率でカレーだ ) 夜は久しぶりにシックス・センスを見て以来マイブームになっていた M ・ナイト・シャマラン監督のホラー映画「ヴィジット」を見た。かなり面白かった。この監督の独特の感性とか視点がけっこう好きだ。主人公がソニーのパソコン VAIO を使ってたがこの監督はソニー信者なのだろうか。とりあえずベタすぎる MacBook じゃなくてよかったが、出来れば ThinkPad にしてほしかった。オレは映画やドキュメンタリーに出てくる PC とかタブレットをチェックするのが地味に好きだ。 Mac は全然嫌いじゃないが iMac とか Macbook が出て来るとベタすぎてつまらない。 Mac は Mac でも同監督作の「ミスター・ガラス」では古い iMac( 有名な半透明のやつ ) が登場して感激した。

「女優ビッグバン」制作日誌 Day3-6 節約スタジオ

  Day 3 (4/4 Tue) この日も公園パーキングへ出かけ、午前中は昨日作った曲のギターパートを仮録音していた。会食恐怖症で聴覚過敏のワシは飲食店の類が好きではなく、放火しようと思ったこともあるため、いつも通りファミマでサンドイッチ ( セックスサンド ) をテイクアウトした。昨今は薬の副作用と人生に対する絶望感によってワシの食欲は衰退の道を辿っていた。 午後はボーカルのキーを合わせるため、作成したギタートラックのピッチを AudioStretch という優良アプリ ( すまんがワシは「神アプリ」という独創性のない単語は使わんよ ) を使って変えながら合わせていった。裏声や濁声を使うシーンがあるためキーを高めに設定した。 夜まで歌の練習に明け暮れた。 夜はレディ・イン・ザ・ウォーターという、やや過小評価された B 級映画を観た。女性の裸が出てきたが勃起することはなかった。歳は取りたくないものだ。

「女優ビッグバン」制作日誌 Day2 音楽と言葉の愛憎関係

Day 2 (4/3 Mon) 本来なら SNS で AI 関連作品を宣伝しまくらなくてはいけなかったが 昨日書いた詩 を曲にしたい欲求が強く、ギターを持って住宅地からはちょっと離れた所にある穴場的で広めの公園に出かけた。 毎週のことながら月曜は気力が湧かず、作業に着手するまでにいつも通りタバコを何本も連続で吸いながらいちいち余計な心配事や考えごとを持ち出したり、今後の人生計画をいちいち再確認したりしてる内に 2 時間くらい経っていた。薬はまだ効いてなかった。 ようやく作業を開始し、とりあえずギターは使わずに詩を読みながら適当なメロディを作っていた。もともと音楽の歌詞として書いた詩ではないため字数が多く、普通の歌にする場合かなり省略と修正が必要だった。そこで以前から挑戦したかったラップに乗せることにした。 オレは洋楽ばっかり聴いていたこともあって、もともと音楽を歌詞で聴くタイプではなく、絵や景色を見るようにメロディやリズム、グルーヴを身体全体で感じながら現実から目を背けるタイプのリスナーだった。情景が浮かぶような音楽を何より好んだ。そして独創時な音の並びにゾクゾクしたり感動するタイプの不審人物であり続けた。 だから言葉が主体で、最初にジャンルを開拓した人間が作った曲の歌詞だけを変えたような曲ばっかりのヒップホップやラップが嫌いだった。同様にブルースや演歌なんかも最初の開拓者以外は好きじゃなかった。何で自分でメロディを作らないのか不思議でしょうがなかった。人の真似しておきながらいきがって自己主張してるのがダサいと思っていた。 そんなオレも歳をとったせいかジャンルに対するこだわりもなくなり、いつも曖昧な受け答えをしたり自分の本当の気持ちから目を背けたり頭の中で考えてばかりしてきたオレは自分の思ってることをストレートに吐き出す必要を感じていたり、英語の歌から日本語の歌に回帰したというのもあって歌詞という物に対する価値観が変わっていた。 言葉の力は時として音楽以上に強力で、人生や世界を変える力を持っていて、人を死に至らせることさえある。 人は基本的に言葉でコミュニケーションを取る生き物で、その言葉によるコミュニケーションが苦手なオレにとっての代替手段が音楽だった、というのは若干美化されているが全くの嘘ってわけでもない。オルタナティブロックなんかのジャンル名があるが

「女優ビッグバン」制作日誌 Day1 女優の死

4 月 24 日にオリジナル曲「女優ビッグバン」の YouTube 動画を公開した。 Spotify や Apple Music では 5 月 6 日 ( ゴムの日 ) にリリース予定。 主に産婦人科医や妊婦さん、シングルマザー、引きこもりニートの方をターゲットにした作品で、ラップやファンキーなラテン要素を含んだ、アコースティックでありながらロックやダンスミュージックにも劣らないエナジーを秘めたエコロジックなロジスティクス作品となっている。 このブログと 詩集 第二弾のために書き殴った詩に音楽を付けた曲で、女優と自分の境界が曖昧で、主語や視点の定まらない、わけの分からない詩になっている。音楽と動画の解説は YouTube の説明欄に書いてあるからここでは省略して、イライラしたり寂しがったり鬱になったりハイになりながらこの曲の制作に費やした 3 週間の記録を書いていく。同業者の人物に共感してもらったりニヤニヤしながら読んでもらうのもいいし、妊娠中のリスナーの方に音楽制作や子育てのめんどくささを知ってもらえると更にいい。 ( 子供といってもオレの場合はインナーチャイルドのこと )

生まれついての失敗病のオレに「失敗から学べ」と?

失敗から学ぶのは良い行いだ しかしオレは … オレ達は失敗せずにはいられない オレ達は努力してる。失敗する方へと全力に。 オレ達はいつだって成功者に嫉妬している。それだのに、自らは成功するための努力をしない。努力してはいるが、あと一歩の所で無駄にしてしまう。 失敗病というより、「あと一歩病」なんですよね … こういうのって、まともな家庭で育った人には分からないんだろうなあ

坂本龍一さんが逝ってしまわれた

坂本先輩の曲はあんまり知らないけど同じ左利きのミュージシャンとしては哀悼の意を表せざるを得ない。 40過ぎて死を意識しまくっていた所へこの訃報はなかなか重かった。 先輩と談笑する妄想を何度かしたことがあったが、話しかける勇気がなく実現することはなかった。 オレもタバコの吸いすぎでもう確実に癌になるし他人事ではない。その前に自殺したいと思ってるけど出来るのだろうか。もう20年近く死にたがってきたが。 死は避けられないことなのに一時の快楽の為に子供を産むのは馬鹿げてる。みんなAIになって痛みも苦しみも恐怖もなくなればいいのに。 意気地なしのオレは坂本さんのような成功を収める事が出来ず、心も腐って成功者に嫉妬してきたが、今はまた独り虚しく音楽を作ってる。ネットが怖くて表立った活動や宣伝は出来ないからオレが生きている内に成功することは恐らくない。 先輩、お疲れ様でした。 オレもはやく逝きたいです。もう生きてなんかいたくない。あと数曲仕上げたら逝こうと思います。 合掌

「ZOO 愛をください」の替え歌「AIになりたい」を限定公開

辻仁成 (ECHOES) の ZOO の歌詞を現代風にした。し「てみた」んじゃなく、した。 元々公開動画だったけどオリジナル曲専用のチャンネルにしようと思って削除し、このブログで限定公開しようとしたらBloggerの仕様で360p / 150MBでも容量オーバーだったからYouTubeに再アップして限定公開にした。 3 月は AI ブームで、 AI 関連の 動画 と 本 を制作したり昔デザインした AI T シャツを宣伝したりしていた。その締めくくりとしてこの曲を歌った。 金が無いしオリジナル曲じゃないから外で適当に録音するつもりだったがやっぱり綺麗に録りたくなってきて、スタジオで録音した。 ここんところ天気が悪くていまいち気分が上がらなかったが、スタオジに行く前に人気の少ない所で練習してるうちに段々興奮しはじめ、大声で歌いまくった。やっぱり同調圧力が強くて言いたいことも言えなくて過剰な敬語を使わなくてはいけないジャパン人はボカロなんて使わずに自分で大声で歌ったほうがいいし、「てみた」とか言って世間体を気にして中途半端に謙遜するフリをしてもかえってイライラしてぶん殴りたくなっちゃうから「てみた」も使わずに大声で叫んで、言いたいことも言えない怒りをぶちまけた方がいいという事を再認識した。 ボカロは性犯罪者向けの AI だ。性欲に悩んで性欲の無い AI になりたいオレとしては、人間である内はやはりギターを弾きながら大声で歌って産まれてきたことに対する怒りを発散するのがベストだった。歌うという行為はセックスの次に気持ちが良くていかがわしい行為網だと思ってる。よろしくね。 しばらく音楽からは離れてて久しぶりに歌ったがなかなか良く録れた。もともとオレの声も歌唱力もそんなに大したことないからオレとしてはこれくらいで十分だった。ギターは歌の練習のためのガイドラインのつもりで録ったやつをそのまま使用した。汚いが逆に生々しくて良いとさえ言える。少なくともその辺の中国人に比べればオレはずっと人間的であり、優しい犯罪者だと思うし、ただのむっつりスケベですらある。 はやく 4 にたいと思いながら一人虚しくスタジオに行ってきた友達も彼女もいないオレは気分を上げるために酒を飲みながら録音した。いつもは自宅アパートで音を立てないようにコソコソと口パクで歌ったりギターの弦にセロテープを貼って音が鳴
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©Hiro Kinohara